オリジナルのパーツをつくる。
依頼をいただいたデザインを元に原型を作ります。
原型製作に使う素材は主にワックス・スズ・アクリル・真鍮・レジンくらいでしょうか。
手作りの風合いを出すのか、それとも精密な物を作るのか、製品は最終的になんの素材で作るかによって決めています。
それを元に型を採り合金や樹脂で複製します。
メリットは1個の原型を作ればあとはゴム型に型を採って合金又は樹脂を流し込めばいくらでも同じ物ができるので、コストが抑えられるというところ。
デメリットは収縮するので約1~3%大きさが小さくなり少し個々のばらつきがでる。
強度が真鍮や鉄などに比べて弱いので極細の物だと折れてしまう等の制限があります。
補足:流せる物は合金だけではなく、真鍮や銀、アルミ、樹脂など商品にあった素材を選びます。
上の写真が原型からキャストで作った物になります。
このあとにメッキをかけて仕上げていきます。
今回は石を入れてエポを流しました。これがバックルになります。
ベルトは革のサンプル帳から革を選んでもらうか指定の革があればご用意します。
帯の加工も色々ありますのでご相談ください。
次に樹脂でバックルを作ろうということで、今回はラクトを削って原型を作ってみました・・・
こちらもシリコンの型を採って黒のポリエステル樹脂を流しこみました。
最後にスワロフスキーを乗せて完成です。
強度を保つ為に真ん中のピンの付いてる所に真鍮棒を埋め込んでます。
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